プレスリリース

Miele、German Sustainability Award で2度目の受賞

20231115

(※ドイツにて2023年10月31日に配信されたプレスリリースの和訳版となります。) 

▶ 環境と社会への取り組みを表彰するヨーロッパ最大の賞
▶ 家電部門の審査員団はMiele の包括的な取り組みを高く評価

ドイツ・ギュータースロー発、2023年10月31日世界をリードするプレミアム家電メーカーMiele は、German Sustainability Award 2024を受賞しました。2014年以来2度目となる今回は、新たに創設された「家電」部門での受賞で、最もサステナブルな企業として、あらゆるレベルでのサステナビリティ向上に向けた戦略と行動による確かな実績が認められました。その実績は、製品の長期使用と省資源な生産方法だけでなく、サプライチェーンと従業員に対する明確な責任やCO2排出量削減を目的とする方策によっても証明されました。

Miele の人事およびサステナビリティを含むコーポレート業務担当エグゼクティブディレクターであるRebecca Steinhage(レベッカ・シュタインハーゲ)は、「今回、意義深い賞を新たに受賞したことは、弊社のサステナビリティ戦略の徹底した追求と取り組みを一貫して推し進める努力を裏付けるものです」と述べています。Miele は、2014年に、「持続可能なコーポレートガバナンスにおける高度な継続性」が認められて本賞を初受賞しました。それ以来、この継続性を今日に至るまで守り続けています。家電製品の循環型バリューチェーンの確立を目標に、気候保護と資源保全に重点を置いています。「弊社製品が寿命を終えたときに、すべての使用材料が資材サイクルに戻される状況の達成を目指しています」と、Steinhageは長期目標を説明します。Steinhageは、11月23日にデュッセルドルフで行われる授賞式に出席する予定です。

German Sustainability Award は、企業が自ら掲げた意欲的な目標だけでなく、何よりもこれまでの成功をたたえるものです。大きな比率を占めるのは、いろいろな点において製品自体に起因すると考えられます。コーポレートサステナビリティおよび規制業務担当バイスプレジデント兼サステナビリティ戦略責任者であるChristoph Wendker(クリストフ・ヴェンドカー)は、「弊社製品は、エコプログラムで使用した場合に非常に優れているだけでなく、どのプログラムで日常使用しても省エネルギーであることが証明されています」と述べています。Miele のCO2 収支を一目見ればこの重要性がわかります。CO2 排出量の約83%は、製品の使用段階で発生します。これはMiele 製品がとりわけ長期使用できるためです。弊社では20年の使用に相当する製品テストを実施しています。Miele 製品の卓越した修理のしやすさは、EUの法令で義務付けられているためだけでなく、長期間の使用に貢献しています。それに加えて、Miele は約72,000種の機能部品の予備部品を生産中止から最長15年間在庫しています。15年という在庫期間はこの業界では極めて異例なことです。

Miele のサステナビリティ戦略の焦点は、気候保護とサーキュラーエコノミー(循環型経済)
製品と並んで、再生可能エネルギー利用拡大に向けた取り組みも審査員に高く評価されました。Miele は2021年以来、CO2ニュートラルに移行しており、さらなる排出量削減に向けて一層努力をしています。全生産拠点でグリーン電力を購入しているだけでなく、太陽電池アレイや地熱発電所で自家発電や自家発熱も行っているか、そうした施設の整備を進めています。また、気候に優しいエネルギー源を利用して生産されるグリーンスチールやグリーンアルミニウムの利用を通じて、サプライチェーンのCO2排出量も削減しています。さらに、保有車両の電気自動車および水素燃料自動車への移行も本格的に進めています。


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