染み抜き百科

染み抜き百科

 
    • アイスクリーム

      Eiscreme

      このおいしい冷菓が口に入らず服に付いたら、夏の不愉快な痕跡を残すかもしれません。 まずは、蒸留酒とアンモニア水を混ぜて処理します。 残りはきれいなぬるま湯で洗い落とします。

    • Schweißflecken

      重労働の証は、不愉快なことに、明るい色の衣服に黄色い染みとなって表れます。 この場合は、薄めたぬるいヴィネガー水に浸しておきます。 その後、普通に洗います。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • Fettfleck

      少量の液体洗剤かぬるい石けん水で洗濯機で洗えば、通常は十分です。 液体洗剤の方がお勧めです。というのも、含まれている界面活性剤が粉末洗剤より多く、その結果、油がよく落ちるからです。 昔からの家庭の知恵ではジャガイモ粉を使います――これが油を吸い、それをブラシで落とせます。 染みがまだ残っていたら、たとえば洗濯ソーダを水に溶かして当てたり、石けんでこすってから熱水で洗ったりすると、落ちることがあります。 エチルアルコールや石けんアルコールも効きます。 ベンジンを含んだ染み抜き剤で処理すると、それが達したとたん油の染みは消えます。 次いで、液体洗剤で洗います。 ネクタイに付いた不快な油の染みには、タルカムパウダーをナイフの先端で押しつけて擦り込みます。 しばらくしたら、綿棒を使って注意してかき落とします。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • イチゴ

      Erdbeeren

      まずぬるい石けん水で処理すれば、この甘い果物があなたの気分を損なうことはありません。 頑固な染みに最適なのは、液体漂白剤で直接処理することです。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • インク

      Tinte

      レモン汁や「フレッケン・トイフェル」(ドイツのドクター・ベックマン社の製品)がインクの染みに効くことは実証済みです。 ヴィネガーや温かい石けん水を使うときは少しばかり慎重に。 生地の目立たないところで効果を試してからにしてください。

    • 絵の具

      Farbfleck

      衣類に絵の具の染みが付いても憂鬱になったり悲観したりする必要はありません。 ただし、絵の具の種類は知っている必要があります。 水溶性の場合は、ナトリウム石けんか胆汁石けんで処理してから洗います。 油性の場合は、テレピン油(絵の具洗い)で処理してから洗います。この方法はワニスを落とすのにも使えます。 アクリル系の絵の具には、もっときつい処理が必要です。 蒸留酒にアンモニア水を数滴垂らし、それで染みを何度かたたいてから洗ってください。

    • 襟の汚れ

      Kragenschmutz

      襟はスマートな着こなしに欠かせません。 そのため、この部分を処理するための手洗い用洗剤が使いやすいチューブ入りで売られており、そうしたチューブは旅行の荷物に加えられて便利です。 胆汁石けんはもっと安く、同じくらい効きます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 果汁

      Obst

      まず、洗う前に染み抜き剤をいくらか染みに塗り込みます。 それでもまだビタミン源の痕跡が残っていたら、酢酸やクエン酸で軽くたたきます。 一部の果物、 たとえば 桃の果汁は洗った後にようやく表れ、取るのがきわめて困難です。 できて時間が経った染みは、多くの場合、バターミルクとレモン汁数滴に数時間浸しておくと取れます。 デリケートな繊維には、アンモニア水や石けんアルコールも効きます。 果汁の染みは漂白可能です。 色物には色落ちしない液体漂白剤を使います(ウールやシルクも同様)。 白い繊維の場合は、洗剤に染み抜き剤を少し加えます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • カレー

      Curry

      この細かいスパイスミックスは、処理が不適切だとすぐさま厄介な問題になります。 そのため、カレーの染みにはまずぬるま湯で対処してください。 次に、染みをグリセリンでこすります。デリケートな繊維の場合はコロン、蒸留酒、またはエチルアルコールを使います。 カレーは簡単に漂白できます。

    • 機械油

      Autoöl

      あらかじめ生地の下に吸い取らせるための布等を敷いておきます。 まず、染みをアルコールで、次にテレピン油で処理します。 染み込んだら、ブラシを使ってたたきます。 このテレピン油を使う手順を、下に敷いた布に油が流れてこなくなるまで繰り返します。 次に、染みに液体洗剤と水を塗り、染みを慎重に拭い落とします。 その後繊維を十分すすぎ、洗濯機で強力洗剤を使って洗います。 頑固な染みにはこれを繰り返します。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 牛乳

      Milch

      衣服に付いた牛乳は、まず冷水で染みをすすぎ、次いでお湯で洗えば問題ありません。 ヴェルヴェットやシルクにはぬるま湯だけで十分です。

    • Gras

      緑は希望の色であり、草の染みができても希望を失ってはいけません。 ただし、染みに水が付かないことが条件です。付くと染み抜きが難しくなるからです。 薄いアンモニア水やレモン汁を染みに塗ってから熱水で洗うのが効果的です。 できて時間の経つ草の染みには、昔からの家庭の知恵が役立ちます。 まず、染みの場所を酸乳に浸し、次に生乳ですすぎます。 フラネルには卵白とグリセリンを混ぜたものをお勧めします。 明るい色のサマードレスを着て緑豊かな屋外にいる場合は、草の染みをまずエチルアルコールで処理します。 緑色の草の染みは、漂白剤で処理するとすぐに色が薄くなります。 色物、ウール、シルクには色落ちしない液体漂白剤を使います。 白い繊維の場合は、洗剤に染み抜き剤を少し加えます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 口紅

      Lippenstift

      ふいに何か赤いものが目についても、慌てることはありません。 1度洗えば通常は解決します。 さらにきれいにするには、ユーカリオイルやグリセリンをあらかじめ染み込ませておいたり、染み抜きスプレーやベンジンで前処理したりします。 口紅の頑固な染みには、少々薄めたアンモニア水が役立ちます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 靴磨き

      Schuhcreme

      少量の靴磨きは身だしなみを整えますが、衣類に付くと話は違ってきます。 取るのには蒸留酒が役立ちます。 白い生地にはそのまま、色物には蒸留酒と水を1:2で混ぜたものを使います。 液体洗剤か、ベンゼンを含んだ染み抜きスプレーを前処理に使えば、このタイプの油の染みには十分です。 次いで、液体洗剤で洗います。 色残りは脱色剤で取れますが、 白の綿の場合に限られます。

    • 血液

      Blut

      血が付いたら、まずは次の処置を。 すぐに冷たい水ですすぎ、次に塩水に浸します。 できて時間の経った染みには、薄めたアンモニア水を加えると効果的です――血液型に依らず。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 紅茶

      Tee

      付いた紅茶がまだ温かいようでしたら、紅茶の染み抜きの初動対処をすみやかに始めてください。 胆汁石けんと水が役に立つでしょう。または、洗濯機に染み抜き剤を加えます。 ここで一言。 色物の場合は、色落ちしないかを確認してください! 一方、頑固な染みの場合は、グリセリンと卵黄を混ぜたものをお勧めします。これを塗って1時間ほど経ってから洗ってください。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 香水

      Parfüm

      このデリケートなエッセンスの痕跡は、純粋なアルコールを使うと「跡形もなく」消えます。 ただし、香り成分が残るとシルクの色を損なうことがあります。 また、デオドラントや香水の染みには、クエン酸の希釈液(1:5の割合)で前処理します。 そのあと、普通に洗います。

    • ココア

      Kakao

      ココアは大部分がミルクであり、カルシウムが豊富なあの白い液体の場合と同じ処理を必要とします。 まず、冷水で、次に温水で洗います。 この順序を間違えないでください。そうしないと不愉快な結果になります。 その後、衣類を塩水に浸します。 洗った後にまだココアの跡が残っていたら、ジャガイモを塩を加えず茹でた水で染みをたたきます。 液体洗剤を染みに直接付け、約25分浸しておくと、すぐに効果が得られます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • コニャック

      Cognac

      このワインベースの蒸留酒があなたの気分を損ねる前に、衣服に付いた跡をまずぬるま湯で洗い、次に少量の液体洗剤と水で洗います。

    • コーヒー

      Kaffee

      こぼしたコーヒーがミルク入りだった場合は、まず染みを冷水でたたきます。 次に、染みを温かいグリセリンでたたき、お湯で洗います。必要であれば温水と胆汁石けんで洗います。 ミルクなしのブラックコーヒーだった場合は、まずぬるい石けん水で処理します。 できて時間の経っている場合は、石けん水に塩をひとつまみ入れます。次に、染みをグリセリンと卵黄で覆います。 30分ほどしたら、まず冷水で洗い、次いでぬるま湯で洗います。 コーヒーの染みは、色物の場合は色落ちしない液体漂白剤で、白い生地は染み抜き剤で、簡単に漂白できます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • コーラ

      Cola

      色の濃いソフトドリンクの染みは、できてすぐなら普通は1回洗えば溶けます。 できて時間の経ったものは、まず染みに粉石けんを優しくこすり、その後ミネラルウォーターを「溶剤」として使います。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 砂糖

      Zucker

      砂糖のありがたいところは、染みが簡単に取れることです。 ただし、すぐに行動を起こすことが条件です。 このねばつく物質は温水に簡単に溶けます。 色の付いた甘味料にはレモン水が効果的です。

    • さび

      Rost

      多くの場合、さびの茶色い染みには時間のかかる処理が必要となります。 明るい色のあまり繊細ではない繊維やウールには、レモン汁を使って処理できます。 ただし、繊維をよくすすいでください。 暗い色のデリケートな繊維の場合は、まず石けんアルコールを使ってからレモン汁を使います。 最後に、染みを少量の純粋な蒸留酒でたたきます。 もっと単純に、さび取り剤を買ってくるという手もあります。 さびはすぐに落とすことが重要です。というのも、長時間放っておくと繊維や生地を傷めることがあるからです。

    • ジャム

      Marmelade

      ジャムが付いてやっかいなことになっても、布切れと温水で対処できます。 ジャムの頑固な染みには、石けん水や少量のアルコールを使って、イチゴの染みの場合と同じやり方で対処するとうまくいきます。

    • 染みの元が不明の場合

      Unbekannte Flecken

      原因がわからない場合、対処には常に注意が必要です。 まず、その部分を観察して問題の把握に努めます。 洗える色物には卵黄がよく効きます。 冷水に浸した後、すすいでください。 漂白された白い繊維は、まずコロンや蒸留酒でたたきます。 次に、アンモニア水と胆汁石けんを含む薄い溶液で染みをこするか、それに一晩漬けます。 ウールの場合は、コーンミールかジャガイモ粉、または、ヴィネガーと片栗粉を用意します。 これらを水に溶かして熱し、染みを湿らせます。 溶液が乾けば染みをブラシで落とせます。 ヴェルヴェットの染みは、ヴィネガーに浸したリネンの生地でこすります。 次に、その部分をきれいな水ですすぎます。

    • 樹脂

      Harz

      まず、問題の箇所に氷を当てます。 そうすると、染みを簡単にかき落とせるようになります。その後、アルコールで取ります。 代わりに蒸留酒、石けんアルコール、テレピン油、エチルアルコールを使っても染み抜きできます。 使う液体は吸い取り紙を使って浸します。 できて時間の経った染みは、まずバターを使って軟らかくします。 次に、溶けだした樹脂をナイフで慎重にかき落とし、残りを石けんアルコールで洗い落とします。

    • スキンクリーム

      Hautcreme

      脂でべとべとのスキンスクリームには、バターの染み抜きに使う溶液や温かい石けん水が役に立ちます。 色残りには漂白剤を加えるのがベストです。 スキンクリームにはベンジンも効きます――ただし衣服にであって、お肌にはご注意ください。

    • スグリのジュース

      Johannisbeersaft

      アカスグリやクロスグリのジュースは、他の果物ジュースの場合と同様、1度洗えば通常は消えます。 頑固な染みには洗剤に染み抜き剤を少量加えてください。 レモン汁、ヴィネガー、または塩で処理してから洗うという手もあります。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • すす

      Ruß

      すすの染みを擦ってしまったら、取るのは望み薄になります。というのも、その結果、黒いすすが繊維の奥深くまで入り込んでしまうからです。 まずは、軽くたたいたり息を吹きかけたりし、次にジャガイモ粉かおがくずを塗ります。 どんな温度でも洗える白い繊維の場合は、染みに塩を少しばかり塗ります。 取れなかった場合は、アルコールを少量使ってみます。 染み抜き剤で前処理しておくと往々にして見事に効きます。

    • 接着剤

      接着剤はマニュキアの除光液でよく落とすことができます。(※但し、アセテート等の合成繊維には除光液は使用しないでください。)接着剤を除去した後、洗濯ラベルの記載に従って、洗濯機で洗濯してください。

    • タール

      Teer

      まず、粘り気のある黒い塊に、それが溶けるまでバターを塗ります。 樹脂の場合と同様、これに染みがくっつきますので、バターが染み込んだら、最初のざらざらの跡を注意して取り除くことができます。 次に、少量のアルコールかベンジン入りの染み抜きスプレーで染みを処理します。 下にペーパータオルを重ねて敷いて、残りが吸収されるようにします。 アイロンを使うという手もあります。 染みの付いた場所を強力な吸い取り紙で挟んでからアイロン掛けします。

    • チェリー

      Kirschen

      実の詰まったこの果実の赤い汁には、レモンの絞り汁が役立ちます。 チェリーの染みは、色物の場合は色落ちしない液体漂白剤で、白い生地は染み抜き剤で、簡単に漂白できます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • チューインガム

      Kaugummi

      まず、チューインガムを元の状態に戻します。 冷凍室に入れるか角氷を使い、冷やして固めます。 そうすると、染みは簡単にかき落としたりブラシで掃き落としたりできるようになります。 また、少量のアルコールできれいにすると確実になります。

    • チョコレート

      Schokolade

      甘い誘惑が頑固な問題になったときは、まずナイフを使って注意しながらかき落とします。 アルコールかグリセリンを卵黄と混ぜ、それを茶色の染みに染み込ませます。 そして冷水で洗ってから、温かい石けん水で洗います。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • デオドラント

      Deo

      望ましからぬデオドラントの跡が衣類に残っていても、冷や汗にはおよびません。 5%のクエン酸で処理してから洗うのがいちばんです。

    • トマトケチャップ

      Tomatenketchup

      ファーストフードでおなじみのこの調味料の染みは、付いたときと同じくらいあっさり取れます。ぬるま湯の石けん水で、または水と少量のアンモニア水で洗います。 穏やかな液体洗剤である程度溶かしてから洗うのもいいでしょう。 ケチャップは、カレーやマスタードと同様、簡単に漂白できます。

    • 土や泥による染みは、土壌の中の酸化鉄が繊維に入り込むことで染みになります。このタイプの色素は水に溶けないため、取り除くには機械的作用が必要です。まずはじめに粗い粒子による汚れを、慎重にブラシで払うか掃除機で吸って落とします。または、布地の裏面からホースで水をかけて落とします。次に、染みを落とすために洗濯しますが、洗濯機での浸け洗いがおすすめです。洗濯機の規則的な動きが繊維を膨張させるのに役立ちます。繊維が広がることにより、染みの微粒子が分離しやすくなります。泥染みはついたらすぐに落としましょう。時間が経ってしまうとさびによる染みのように、脱色や繊維を傷める原因となります。

    • 尿

      他の染みと同じことが尿染みにおいても有効です: まずはこれ以上染みを広げないよう、できるだけ染みの原因を落とすことから始めます。染みの部分全体に塩または少量のレモンジュースをつけます。ペーパータオルで叩いて水分を落とし、きれいな水ですすぎます。それから洗濯機に入れて洗濯します。素材や布地の色柄を傷めない程度に漂白剤入りの洗剤を使用することをおすすめします。

    • バター

      Butter

      バターは誰の好みにも合う便利な染み抜き剤です。 取るのが簡単であるばかりか、油、タール、樹脂の頑固な染みを取るのに役立ちさえします。 そうした染みに、バターを少しばかり塗ります。 染み込んだら、染みをかき落とし、ベンジンや染み抜きスプレーなどを使って拭い落とします。

    • 歯みがき粉

      Zahnpasta

      衣類から歯みがき粉を取る方法は、歯の場合と同じです。 とにかくぬるま湯でよくすすいでください。 その後、できるだけ熱いお湯で洗います。

    • ビール

      Bier

      ホップでもモルトでも、できてすぐのビールの染みなら、温水ですぐに洗えば染み抜き剤を使うまでもなく消えます。 乾いた染みは、温かい薄めたヴィネガーでもんでから洗います。できてから時間が経っている場合は、繊維をあらかじめ少量のグリセリンに浸しておきます。 ビールの染みは1度洗えば通常はすっかり消えます。 二日酔いと同じで、衣類に付いたビールの染みはミネラルウォーターで取れることも多くあります。

    • フェルトペン

      Filzstift

      フェルトペンの染みは取るのが難しく(ボールペンの場合と同じく)、それは着色剤が繊維にしつこく残るからです。 結論としては、アルコールとテレピン油か少量のグリセリンで色を溶かしてから洗います(必要があれば数回)。

    • フルーツジュース

      Fruchtsaft

      あなたのビタミン源が衣類に付いてしまったら、まずは染みにいくらかミネラルウォーターをかけ、それから洗濯機で普通に洗います。 頑固な染みには、液体漂白剤を染みに少量直接塗っておくといいでしょう。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • ブルーベリー

      Heidelbeeren

      ブルーベリーの染み取りには、レモン汁を使うのが古き良き家庭の知恵です。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • ベビーフード

      食後がまるで戦場のようになってしまっても絶望しないで!衣類を温かい石鹸水に少なくとも 2 時間浸してから、洗濯ラベルに記載のお手入れ方法に従って洗濯します。

    • ほうれん草

      Spinat

      ほうれん草には新鮮なジャガイモが最適です。 もう少し具体的には、 ほうれん草の染みを生のジャガイモでこすってから、石けん水で洗います。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • ボールペン

      Kugelschreiber

      このたちの悪い染みに直面しても、何食わぬ顔でいてください。 この問題への対処に必要なのは、時間と、酢と蒸留酒の混合液です。布地が白の場合は、レモン汁を加えます。ヘアースプレーで代用可能です。たっぷり吹きかけ、きれいな乾いた布で擦り落とします。ウールの場合は、コロンか石けんアルコールを使います。後で普通に洗えば染みは消えます。ボールペン用の染み抜き剤も市販されています。

       

    • マスタード

      Senf

      よく効くやり方をお教えしましょう。 まず染みを石けん水で処理します。 それで落ちなかったら、水と少量のアンモニア水を試します。 それでもだめだった場合は、グリセリンを使うしかありません。 ただし、ヴェルヴェットやシルクには使わないでください。 マヨネーズやカレーの染みの場合と同様、コロンや少量の蒸留酒を使うにとどめます。 マスタードの染みは簡単に漂白できます。

    • マニキュア

      Nagellack

      マニキュアの染みは、マニキュアはがしを慎重にたたいて取ることができます。 そのあと、普通に洗います。

    • マヨネーズ

      Majonnaise

      対処を誤るとすぐに大問題になりえます。 まずはぬるま湯でたたくか、ひどいところをナイフでかき取ります。 次に、グリセリンでたたきます。 それを洗ってまだ目に付くようでしたら、薄めたアンモニア水で処理します。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 道のほこり

      Straßenschmutz

      道路で付いたグレーの染みは軟らかいブラシで払います。 染みをしっかり取るには、少量の水かベンジンでブラシを湿らせます。

    • Honig

      ハチミツで衣服が汚れた場合は、まず温水を使います。 次に、この甘い染みを少量の液体洗剤で処理します。

    • メイク

      メイクによる染みは比較的落としやすいです。薄い色ものの場合はアルコールや蒸留酒を使用し、布地が耐えられる限り染み抜きをします。コットンやリネン、ビスコースやウールの場合、胆汁石鹸が役立ちます。また、化粧水も利用できるでしょう。その後、洗濯機で洗濯します。大抵の場合、メイク化粧品には油分が含まれているので、油染みに対する染み抜き処理も有効です。

    • 薬草酒

      Magenbitter

      あらためて飲み直す前に、リキュールの染みの場合と同じようにして跡をきれいにします。つまり、まずアルコールで、次に温かい石けん水で対処します。

    • 焼け焦げ

      Brandflecken

      火の粉がたくさん飛び交っている場合は、まずは火元を消し止めましょう。薄い10%の温かいヴィネガー液も役立ちます。 一部の繊維は、後で過酸化水素を使って漂白したり(あらかじめ試してからにしてください)塩素処理したりできます。

    • 野菜

      Gemüse

      普通、取れたての新鮮な野菜の染みは、単純に布切れと冷水で取れます。 トマトやほうれん草の染みには温かい石けん水だけで十分で、生のジャガイモのスライスを使って前処理するのが最適です。 ただし、野菜が油や小麦粉やクリームと一緒に衣類に付いた場合は、穏やかな効き目の粉末洗剤を染みに少しばかりまぶしてから洗います。 野菜の染みは、液体の漂白剤や染み抜きで処理すれば、普通は跡形もなく消えます。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • 卵黄

      Eigelb

      卵の染みは擦らないでください。その代わり、塩を振ります。 次に、乾いた染みをブラシで掃き落とし、冷水でたたきます。 卵黄や卵白が残っていたら、希釈したアンモニア水の使用をお勧めします。 その後で洗います。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • リキュール

      Likör

      リキュールをこぼしても、何かアルコール度数の高いもの、たとえば純粋なアルコールや薄めた蒸留酒で対処すれば悲惨なことにはなりません。 後で、温かい石けん水で洗い、ぬるま湯ですすいでおくことをお勧めします。 ぬるま湯はウールやシルクについた染みにもお勧めです。

    • ろう

      Wachs

      ほのかな光の不愉快な痕跡は、アイロンで簡単に取り除けます。 色のないろうの場合は、まず最もひどいろうの残りをかき落とします。 次に、染みの付いた部分を吸い取り紙かペーパータオルで挟み、ろうの上を内側から外側へ向けて低温でアイロン掛けします。 紙は頻繁に取り換えます。 色付きのろうの場合は、衣服を凍らせてから、ろうを慎重にかき落とします。 色が残っているように見えたら、油の染みと同じように処理します。

    • ワイン(赤)

      Rotwein

      赤ワインの染みには白ワインが役立ちます。 シェリー酒などの無色のアルコールも染み抜きに使えます。 ただし、澄んだブドウ汁にいちばん効くのはひとつまみの塩です。 いずれにせよ、できるだけ早く対処することをお勧めします。 洗濯機のスイッチを入れる前に、染みにレモン汁を少量塗っておきます。 取れなかったら、少量のグリセリンを試してみてください。 ヴェルヴェットやシルクは塩や白ワインの処理に耐えませんので、使うのはインディアンフラワーかジャガイモ粉だけにしてください。 薄めたアンモニア水、エチルアルコール、または石けんアルコールも、赤ワインの残った染みを取るのに役立ちます。 赤ワインの染みは漂白可能です。
      ヒント: ミーレ洗濯機の「Stains (しみ)」機能はこうした染みを検知して対処します。

    • ワイン(白)

      Weißwein

      白ワインの染みは、寝かさず取る必要があります。 熱水で直接すすぎます。 湿気を吸収しやすくするため、染みに塩を多めに塗り込みます――これは赤ワインでもうまくいく対処方です。