ミーレにおけるサステナビリティ
Immer Besser: 私たちの唯一の故郷、地球のために
ミーレがサステナビリティを重視する理由
私たちの地球は今、深刻な変化を迎えています。その変化は、私たちがその影響を感じ始めたばかりです。
私たちは皆、より明るく、よりサステナブルな未来を確保するために、最大手の多国籍企業から小さな家庭まで、できる限りのことをする責任があるのです。
「Immer Besser(常により良いものを)」は、ミーレの取り組みを定義するもので、私たちが行うすべてのことにおいて、常により良いものを提供することを意味しています。この言葉は、より良い、よりスマートな製品を作ることで、家庭やビジネスが世代を超えて、よりサステナブルになるように私たちを導いています。
このページでは、より良い明日に貢献するためにミーレが行っていることをご紹介します。
すべてのステップでサステナビリティを実現させる
ミーレは、製品やサービスのライフサイクルのすべての段階において、また、すべてのバリューチェーンにおいて、そしてお客様の家庭においても、サステナビリティを不可欠なものにするために継続的に取り組んでいます。
跡を残さない製品を作る
ミーレは、100%カーボンニュートラルを最終目標とし、環境への影響を最小限に抑えた最高の製品とサービスを生産することに専念しています。
製品に新たな命を吹き込み、廃棄物をなくす
ミーレは、製品に使用されるすべての材料が、ライフサイクルの最後に再び循環するように、廃棄物を正味ゼロにする循環型バリューチェーンの構築を目指して取り組んでいます。
ミーレのサステナビリティへの取り組みについては、最新のレポートで詳しくご紹介しています。
ご存知でしたか?
グリーンプロジェクト
エネルギー効率に関する研究の支援
イノベーションとデザイン、そしてエネルギー効率を兼ね備えた未来の家。サステナブルな暮らしのための国際大会「Solar Decathlon」で発表した「MIMO」(Minimal Input, Maximum Output)プロジェクトでは、キッチン機器から発生する熱を利用して家を暖めたり冷やしたりする革新的なヒートポンプシステムを共同開発しました。大会期間中、このシステムを建物に設置し、一般的な条件下でのテストと測定を初めて行いました。
完全にサステナブルな住まいを実現するために
オーストラリアを代表するサステナビリティ提唱者の一人であるヨースト・バッカー(Joost Bakker)氏は、ミーレと共同で「グリーンハウス:未来型フードシステム」をつくりました。自給自足のクローズドループ型の2 ベッドルーム住宅で、居住者のための住空間、食糧、エネルギーを供給します。この家で使われているミーレの機器はすべて、省エネと効率に対する高い期待に応えられるよう、慎重に設計されています。
画像クレジット:アール・カーター(Earl Carter)
コペンハーゲンを緑に変える
ミーレは、デンマーク初の「Green City」の創設に、標準機器サプライヤーとして大きく関わっています。コペンハーゲンの新しく生まれ変わった地区で行われるこのプロジェクトに、約15,000 台の家庭用機器を導入しています。
ミツバチとの関わり
ミーレは、従業員によるさまざまなミツバチ飼育の取り組みを支援。いくつかのミーレ工場周辺の畑を活性化させ、工場周辺の生態系にプラスの影響を与えています。
グリーンスチールの使用
パイロットプロジェクトとして、ミーレはパートナーであるSalzgitter AG社からグリーンスチールを調達する予定です。この材料を使用することで、気候への負荷を低減するエネルギー源を活用し、鉄スクラップを再利用することで、製造工程で発生するCO₂排出量を66%以上削減することができます。ミーレは、この変更を導入することで、購入した商品やサービスからのCO₂排出をさらに削減することに貢献します。
共に、ポジティブな変化を起こしましょう
サーキュラーエコノミー(循環型経済)
より良いものを、より長く
ミーレは、家庭用機器のほとんどのシリーズにおいて、20 年の使用に相当する製品テストを実施しています。どのような製品がテストされているかに興味がある方は、ウェブサイトの「20年」のページをご覧ください。
CO₂ニュートラルな設備
ミーレは、Science Based Targetsイニシアチブ(SBTi)に取り組んでおり、拠点におけるカーボンニュートラルを実現しています(Scope 1と2)。この道のりの重要なマイルストーンは、ミーレ全体のカーボンフットプリントの主な要因である製品の使用段階での排出量(スコープ3.11)を、2019年から2030 年まで15%削減することです。
修理する権利
ミーレは、7 万点以上のミーレ純正スペアパーツをドイツの中央倉庫に常備しています。このようにして、ミーレ製品の主な機能部品は、日本で販売するモデルの工場での製造終了から最低15 年保有するため、スペアパーツを入手することができるのです。
Impact Hub Berlin
私たちはサステナビリティフットプリントを改善するために努力を続けており、社内外の革新的な人々と強力なパートナーシップを築いています。Impact Hub Berlin は、サステナビリティ分野でのコラボレーションを実現するための場所です。スタートアップ企業と協力し、特にサーキュラーエコノミー(循環型経済)に焦点を当てる機会を提供してくれます。
「Immer Besser」とは、常により良く、常に大切にする、という意味です
ミーレの研究開発予算の50%以上が、よりサステナブルな製品やサービスの開発に費やされています。2020年に販売されたミーレ洗濯機の多くは、ヨーロッパの市場で最も高いエネルギー効率クラスを達成しました。
創業以来、ミーレの製品哲学の核心は、高品質の素材と洗練された製造方法を用いて、極めて高品質で耐用年数の長い製品を製造することにあります。そのため、長期使用が可能なミーレの製品を使うことで、エネルギーや水などの消費量が少なくなり、安心してご使用いただくことができます。
ミーレ・グループでは22,300 人以上の従業員を雇用しており、彼らのウェルビーイングは私たちにとって非常に重要なものです。私たちは、さまざまな人事施策によって、すべての従業員をサポートし、業界と社会の双方にとって信頼できるパートナーであり続けることを約束します。
アンバサダーのご紹介
第1話:Norbert Niederkofler(ノルベルト・ニーダーコフラー)
Norbert Niederkoflerは、出身地である南チロルの自然からインスピレーションを得ています。エシカルな料理と地元の農場から食材を調達するという彼のアプローチは、「Cook the Mountain」(山を調理する) と呼ばれる美食革命の基礎となりました。
彼の哲学は、人、生産物、そして地球への敬意を中心に構築されており、ミーレの理念である、より少ない材料によるより優れた仕上がり、無駄の削減、サプライチェーンの最適化、妥協のない品質、長期使用可能な製品に反映されています。
ミーレサステナビリティレポート
ミーレの新しいサステナビリティレポートがダウンロードできます。このレポートでミーレは、国連が発表した持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを強化し、国際的な気候変動政策の2℃目標に賛同しています。また、これまでのレポートと同様、グローバルレポーティングイニシアチブ(GRI)のガイドラインに準拠しています*。
報道関係のお問い合わせ、または本サイトの内容に関するご質問は、Miele Press and Public Relations Officeのサステナビリティコミュニケーションチームまでご連絡ください:sustainability@miele.com